大腸内視鏡検査

妊活、流産とは関係ないけれど、初めて内視鏡検査を受けたので、これも記録として残しておきます。

 

事の発端は、去年11月の健康診断。

便潜血検査で2回中1回が陽性という結果でした。

結果が送られてきた時は妊娠中だったから放置していたけれど、流産してしまったので、今のうちに内視鏡検査を受けることにしました。

(妊娠中は内視鏡できないみたい)

初診は2週間前。

問診や検査の説明、前日の注意事項を聞き、前日服用分の下剤をもらって帰りました。

手術後の出血があったり生理だったら延期になったかもしれないけれど、無事受けれてよかった。

2日前までは普通に過ごしました。

 

そして前日。

この日から食事制限。

なるべく検査の説明書に従がって食べることにしました。

朝食(8:00)

バターロール3個(本当は食パンと書いてたけれど・・・)

コーンスープ(粒なし)

昼食(13:30)

塩おにぎり(海苔なし)

豆腐だけのお味噌汁(前日の残り物から、わかめとネギと湯葉を抜きました)

冷ややっこ(醤油のみで薬味なし)

ヨーグルト(プレーン)

コーヒーゼリー(これは載ってなかった^^;)

夕食(8:00)

素うどん

明太子おにぎり(海苔を避けて、旦那から2~3口もらった。明太子がOKかは不明)

間食(17:00&21:15)

メロンパンスティック

21時以降は絶食ですが、ちょっと過ぎるくらい大丈夫?と思って、空腹対策で食べてしまいました。

後で後悔したけど、全部出さないと検査できないから、あんまりお腹いっぱいに食べないほうがいいみたい。

そして、メロンパンを食べ終わった21時半前にセンノサイド4錠を服用。

バリウム検査でピコスルファート(錠)をのんだ以外、下剤はのんだことないから、お風呂中は大丈夫?夜中にトイレに行きたくならない?って心配だったけど、ちょっとお腹に違和感程度で何ともありませんでした。

ちなみに、センノシドは一般的には服用後8~10時間後に作用するみたい。

 

そして当日朝。

飲み物はOKなので、お茶を100mLほど飲みました。

小さなポリープが見つかったらついでに取ってもらうことにしていたので(取ったら1泊入院になるかも)、コンタクト、化粧、ネイル、アクセサリーなどNG。

流産手術の時と似たような感じでした。

持ち物は、サインした同意書&問診票、診察券、お金のほか、生理用品やオムツ、替えの下着やズボンと書かれていましたが、ズボンってどれだけ?!下痢で汚れるのか出血で汚れるのか何なん?!と思いつつも、生理用品と替えの下着しか持って行きませんでした。

あと、念のための入院準備もしてきてくださいと書かれていましたが、歯ブラシを持って行ったくらい。

ほかは1泊くらい何とかなるかな?ということで。

暇つぶし、お茶、エコバッグも持って行ったけど、特に必要ありませんでした。

 

8時半に内視鏡の受付へ行って、同意書などを提出。

40分くらいに次々呼ばれ、腕に患者名のリストバンドを巻かれ、鍵付きロッカーに荷物を入れて、部屋へ案内される。

内視鏡検査をする部屋の中に、壁・ドアやカーテンで仕切られて、ロッカー、トイレ、待機場所がある感じ。

部屋にいると、隣の部屋で胃カメラする人の会話も聞こえてきてました。

今日の大腸内視鏡検査は5名。

30代は明らかに私だけで、他は50~60歳くらいだったかな。

男3人、女2人。

みんな同じ部屋へ入れられ、パイプ椅子に座り、机の上には溶解後のニフレック(腸管洗浄剤)&容量300mLくらいのビニールコップ。

15分にコップ1杯のペースで、2時間で2L飲むように言われ、ニフレック開始。

その間に、昨日ちゃんと下剤を飲んだかどうか、朝の排便があったかの問診もありました。

8:30から30分ごとに欄があって、排便があったかどうか、状態はどうだったかを紙に記入。

9時過ぎ頃、早速トイレへ。

部屋は暖房が入ってたけど、ニフレックが冷たくて、そんなのを飲み続けるから普通に小でトイレに行きたくなるし・・・。

でもついでにドロッとした大も出ました。

そして9時半頃にはだいぶ水っぽい便へ。

それから20分置きくらいにトイレに行きましたが、段々尿と同じ水みたいな勢いで大が出るように。

でもそんなに腹痛もないし、我慢できない!って状態でもなくて、なんとなく肛門あたりがうずいてきたかな?と思ったら、急がずにトイレに行けばいい感じでした。

みんな飲むのが早くて、早い人は10時前に飲み終わって、便もOKをもらってました。

あ、ちなみに、自分で便がいい状態になったかな?と思ったら、呼び出しボタンを押して、看護師さんに見てもらわないといけません^^;

私は飲むのが遅くて、2時間経っても一人飲み終われない・・・。

「ゆっくり飲んで大丈夫」と言ってもらい、11時くらいまで飲み続けました。

でも、飲み終わるよりも前に便もOKがもらえる状態になって、思ってたより早かったです。

OKが出たのは、私が一番最後ではあったんですけどね。

飲み始めは、近くの人と「検査初めて?」「主治医誰?」「早く飲み終わるほうがいいのかな?」とか色々会話が飛び交ってましたが、トイレ通いが始まってからはほぼ無言になり、最後はみんな一人の世界へ^^;

でもテレビがあったからか、誰も本を読んだりスマホをいじったりな人はいませんでした。

暇ではあるんだけれど、トイレにも行かないといけないし、検査への不安もあったりして暇とは思わない感じ。

それから12時前くらいまで待たされました。

便意がおさまるのを待ってるのか、部屋or先生の都合なのかはわからないけれど。

看護師さんの話では、一応OKが出た人から検査なんだけれど、先生の都合で順番は前後するとのこと。

 

12時前くらいになると、「ここは着替え場所になるので、いったん外に出てください」と言われ、反対側のドアから出て椅子で待つことに。

なぜか、一番最後にOKが出た私が一番に呼ばれました。

前に診てもらった先生は金曜日は無理って言ってたし、どの先生でもよかったからかな?

さっきの部屋がカーテンで仕切られて、着替え。

上はブラジャーだけ取って(金具があるから)、ヒートテックとセーターは着ても大丈夫、靴下は穿いてていいけど、ズボン、パンツは脱いで、専用のズボンを穿いてくださいとのことでした。

不織布みたいな紺色の布の、ゆるゆる短パンみたいなかんじで、内視鏡を入れるためにお尻の部分に穴が開いた専用ズボン(使い捨て)でした。

 

そして、お隣の内視鏡台へ呼ばれ、眼鏡も外して、左を下にして膝を曲げて寝転ばされました。

まずは血圧を測られ、107/5?くらい。

部屋が薄暗くなって、チカチカ光る機械が出てきて、お尻にアネトカインゼリーを塗られ、お尻に何か入れられる。

先生が、「今、狭い部分だから痛いですよ」と言ってて、痛いと思ったけれど、その後の痛みに比べれば何ともない感じ。

それから1分ほど間があって「今から入れていきます」と言ってたけれど、最初に入れたのは何だったの?!

そこからがもう痛くて痛くて・・・(ノД`)・゜・。

ずっと鈍い痛みはあるんだけれど、場所によるのか(曲がるところ?)、一時的に我慢できないくらいの痛みが何度もあって。

唸り続けて、呼吸もだいぶ荒くなってました。

痛すぎて、私が手すりを握りしめて前にずるずる寄っていくから、ベッドから落ちないように看護師さんが押さえに来て。

カメラがどこに入ってるのかは感覚でわからないけれど、とにかくお腹上部の前のほうが痛い感じで、本気で痛い時は、普通にあんなに痛かったら救急車呼びたくなる痛さでした。

足も手もかなりしびれてきて、唸るから喉は痛いし、口はカラカラに乾燥するし・・・。

足のしびれは途中でマシになったけれど、手は大丈夫かと思うくらい痺れ続けて、冷たくなってました。

途中、私の痛がり方を見て、「仰向けになって膝を立てて足を組んでください」と言われるも、痛さでその体勢をキープできず、結局左向きに戻ってしまった。

「ガスを入れてるからお腹が張っての痛みかもしれないから、オナラできたらしてください」と言われたけれど、さっきまで水様便だったのを思うと、意図的にオナラしようなんて思えない・・・。

というか、痛くて力が入ってしまっているので、オナラなんて出すほうが難しい!

 

カメラを最後まで入れてから、抜きながら腸を診ていくようでした。

モニターは見せてくれなかったけれど、眼鏡外してたし、どっちみち見えなかったかな。

入れるより抜くほうが楽ではあったけれど、それでも痛い時はやっぱり痛い!

一度はいなくなった支え役の看護師さんが、もう一回やってきて、落ちないように私を抑えてました。

なんかもう痛すぎて涙まで出てた^^;

「呼吸をゆっくり大きく」

と言われましたが、鈍痛だけの時はできるけど、痛みが強い時はそんなの無理(>_<)

カメラを出したら終わりでしたが、出した後もお腹は鈍く痛くて、肛門はまだ何か入れられてるうな違和感でした。

「終わりましたよ」

と言われ安心するも、かなり唸ってたので「暴れてすいません」としか言えず。

でも腸は綺麗で、何もなかったみたいです。

最後に血圧を測られ、さっきより少しだけ低いくらい。

全部で15~20分くらいだったかな?

ポリープが見つかると、もう少し長くかかるそうです。

我慢できずに唸り続けたことが恥ずかしくなって、「みんなもっと痛がらずにスムーズに終わるんですか?」と聞いてみましたが、人によって腸に個人差があるから、人それぞれらしいです。

お産よりも痛かったという人もいれば、全然痛くなかったという人もいるらしい・・・。

 

問題なしとのことで、10mほど歩いて着替えでしたが、私が痺れや脱力感であまりにもぐったりしてたので、車イスで連れて行ってくれました^^;

検査の水かゼリーか血かわからないけれど、おしりのあたりが明らかに濡れて気もち悪い・・・。

トイレットペーパーとおしりふき2つを渡され、着てきた服に着替えました。

お尻が濡れてたのは、ゼリーのせいだったのかな?

とりあえず血ではなくて安心。

ぬるぬるしてたので、拭きまくりました。

 

次は診察。

ロッカーのカギを返し、今度は自分で歩いて内科の待合へ行きましたが、それが12:50くらいだったかなぁ?

先生はお昼休みか、診察室にはいなかったみたいで、しばらく待たされました。

なんか予約では14時20分になってたらしいですが、空いてるからと13時20分くらいには呼んでもらえてよかった。

今度は最初の診察時の先生で、さっきの写真を見せられ、何ともないねと言ってもらって、晴れて終了。

検査の結果がなんともなかったから、内服も何もないし、ちょっと遅めのお昼も食べていいとのこと。

でも「ゆっくり食べてくださいね」と一言ありましたが。

便潜血は、ちょっとした傷から出血でもしたのかな?とのことでした。

 

お会計は、3割負担で5210円。

内訳は、再診料730×0.3円、大腸内視鏡検査16620×0.3円。

とりあえず無事済んでよかった~。

流産手術と同じ病院だったので、ついでに先生に書いてもらう診断書も提出してきました。

5400円かかるらしいけれど。

 

お昼ご飯でも買って帰ろうと、院内のコンビニに行くと、さっきの検査待ちで一緒だった人にバッタリ出会いました。

お互い初めてだったので感想を聞きましたが、その人もやっぱり痛かったみたい。

腸が伸びやすい体質でカメラが入りにくく、看護師さん2人がかりでお腹をおさえられてたらしく、めちゃめちゃ痛かったそうな・・・。

時間も私よりもかかったみたい。

それにしても、説明時は痛かったら鎮痛剤を打ってくれると言ってたけれど、気絶するほど痛くないと打ってくれないのかな?^^;

 

あれからトイレに行ってもまだまだゆるいし、お腹も痛い。

ニフレックはもう全部出たのかな?

痛みはガスと腸内環境が崩れてるせいだけなの?とか色々心配です。

まあでもとりあえず大腸内視鏡検査は完了!

あとは、歯をしっかり治したら、また妊活に戻れるかな?